「カラーをすると髪が傷むのは当たり前」
そんな常識をひっくり返してくれるのが、リュミエリーナ社のバイオプログラミング技術を搭載した
カラーファンタジーです。
このページでは、カラーファンタジーのベースになっている「バイオプログラミング」を、
上級者向けの視点で、でもできるだけ分かりやすく解説していきます。


目次

  1. バイオプログラミングとは?まずは全体像から
  2. 髪の美しさは「分子の秩序」で決まる
  3. 従来のトリートメントと何が違うのか
  4. 構造水とエイジング毛の関係
  5. カラーファンタジーで起こる変化を回数別に解説
  6. エイジング毛・ハイダメージ毛との相性
  7. ホームケア・デバイスとの組み合わせで最大化する方法
  8. まとめ:髪の「OSアップデートとしてのカラー」という考え方

1. バイオプログラミングとは?まずは全体像から

バイオプログラミングは、リュミエリーナ社が独自に研究・開発している
「細胞が持つ情報にアプローチして、美しさのプログラムを整える技術」です。
難しく聞こえますが、ざっくり言うと、
「髪や肌の状態そのものを、情報の力で整えていく仕組み」とイメージしていただくと分かりやすいと思います。

一般的なヘアケアは、「傷んだ部分を補修する」「表面をコーティングする」といった
「足し算型」のアプローチがメインです。
それに対してバイオプログラミングは、
髪内部の分子の並びや水分状態に働きかけて、本来の美しさが発揮されやすい状態に整えるという、
一段階深いレイヤーで作用していくのが特徴です。

そのバイオプログラミングの考え方を、ヘアカラーに応用したものが
カラーファンタジー
「色を入れる」と同時に「髪質そのものを整える」という、従来のカラー剤とは次元の違う設計になっています。


2. 髪の美しさは「分子の秩序」で決まる

髪のツヤ、手触り、まとまり、ハリコシ。
これらはすべて、髪の内部で分子がどれだけ整列しているかで決まります。

  • 分子の並びが整っている → 光がなめらかに反射し、ツヤが出る
  • 分子の並びが乱れている → 光が散乱して、パサつき・広がり・ごわつきに見える

つまり、髪の美しさは「どれだけ高価な成分を入れたか」よりも、
内部の秩序(コヒーレンス)がどれだけ整っているかが本質なんです。

ここが、バイオプログラミングを理解する上でとても大事なポイントです。
バイオプログラミングは、この「秩序」に働きかけていく技術だからです。


3. 従来のトリートメントと何が違うのか

まず、一般的なトリートメントやヘアケアの多くは、次のような考え方で作られています。

  • ダメージホールに補修成分を入れる
  • シリコンや油分で表面をコーティングする
  • 手触りを一時的に滑らかにする

これらはもちろん悪いものではありませんが、
あくまで「応急処置」や「メイクアップ」に近いアプローチです。
時間が経てば流れ落ちてしまうので、「元の素材そのもの」が改善しているわけではありません。

それに対してバイオプログラミングは、
髪内部の分子の秩序そのものに情報で働きかけるというアプローチを取ります。
外側から「何かを足す」のではなく、
髪そのものが持っているポテンシャルを引き出していくイメージに近いです。

この違いがあるからこそ、カラーファンタジーは
「一度で変化を感じる」こともありつつ、
回数を重ねるほど髪質そのものが変わっていくという、従来にはなかった体験が起こります。


4. 構造水とエイジング毛の関係

ここからは少し上級者向けの内容になります。
髪の内部には「構造水」と呼ばれる、水分の在り方があります。

単に「水が入っている」のではなく、たんぱく質の間に秩序を持って存在している水のことを、
ここでは構造水と呼びます。
この構造水の秩序が乱れると、次のような状態になりやすいと言われています。

  • ツヤが出ない
  • 乾きづらい、または異常に早く乾く
  • パサつき・広がり・うねりが強くなる
  • 手触りがざらつく

特にエイジング毛と呼ばれる、年齢とともに変化した髪では、
この構造水の乱れが強くなっているケースがとても多いです。
「昔と同じようにお手入れしているのに、何だかまとまらない」
という感覚の裏側には、このような構造水の乱れが隠れていることがあります。

バイオプログラミングは、この構造水の秩序を整えていくことが得意だとされています。
その結果として、
ツヤ・まとまり・おさまり・みずみずしさが徐々に戻ってくる、というわけです。


5. カラーファンタジーで起こる変化を回数別に解説

カラーファンタジーが面白いのは、「一度きりのご褒美」ではなく「積み重ねるほど効果が育っていく」という点です。
ここでは、あくまで目安として、回数ごとの変化イメージをお伝えします。

1〜3回目:表面的なノイズが整い始める時期

  • 手触りが柔らかくなる
  • ツヤが出やすくなる
  • ブローやスタイリングが楽に感じる

この段階では、今まで蓄積していたダメージによる「ざらつき」や「バラつき」が落ち着いていくイメージです。

4〜6回目:根元から毛先へツヤラインがつながる時期

  • 根元の立ち上がりが自然に出る
  • 根元〜中間〜毛先にかけて、一本のツヤのラインが出てくる
  • 髪の“密度感”が増したように感じる

このあたりから、多くの方が「いつもより仕上がりの変化スピードが早い」と感じ始めます。
いわば、バイオプログラミングによる「髪のOSアップデート」が進んでくるフェーズです。

7〜10回目:髪そのものが生まれ変わったように感じる時期

  • 新しく生えてきた髪が、最初からおさまりやすく感じる
  • うねりやクセが「前ほど気にならない」と感じる
  • 髪の伸びるスピードが変わった気がする

あくまで個人差はありますが、
この段階に入ると、「昔より髪がきれいになった」と実感される方も少なくありません。
単にダメージが減ったというよりも、「素材そのものが若返ったように感じる」という表現の方が近いと思います。


6. エイジング毛・ハイダメージ毛との相性

バイオプログラミングとカラーファンタジーは、
とても幅広い髪質に対応できますが、その中でも特に相性が良いのがエイジング毛です。

◎ エイジング毛に強い理由

  • 構造水の乱れが整えられやすい
  • うねり・パサつき・チリつきが落ち着きやすい
  • ツヤと輪郭が戻ってくるため、「若々しく見える」

「年齢だから仕方ない」と諦めがちな部分に、バイオプログラミングはしっかりアプローチしてくれます。
何歳からでも髪は美しく戻せるというのは、決して大げさな表現ではありません。

◎ ハイダメージ毛との付き合い方

一方で、ブリーチを何度も繰り返している髪や、縮毛矯正で大きく構造が変化している髪に関しては、
そもそものたんぱく質構造が抜け落ちているケースもあるため、
変化の出方に限界がある場合もあります。

それでも、「まったく意味がない」というわけではなく、
これ以上の悪化を防ぐ今ある状態の中でベストを引き出すという意味では十分に価値があります。
このあたりは、実際の髪の状態を見ながら、サロンでご相談いただくのが安心です。


7. ホームケア・デバイスとの組み合わせで最大化する方法

カラーファンタジーの効果をさらに引き上げたい方には、
ご自宅でのバイオプログラミング製品との組み合わせがおすすめです。

おすすめの優先順位

  1. キューラ(スカルプエッセンス)
    頭皮にバイオプログラミングの情報を与えることで、「根元から生えてくる髪」の質にアプローチしていくアイテムです。
  2. 各種デバイス(レプロナイザー・ヘアビューロン)
    ドライヤーやアイロンによる熱ダメージを抑えながら、むしろ「使うほどに髪が整っていく」方向に働きかけてくれます。
  3. シャンプー&トリートメント
    レゾーレ・アビューなど、バイオプログラミングの考え方で作られたケア剤を使うことで、日常のシャンプータイム自体が「美のメンテナンス」の時間に変わります。

サロンケアで大きくOSをアップデートし、ホームケアでその状態をキープ・微調整していくイメージです。


8. まとめ:髪の「OSアップデートとしてのカラー」という考え方

カラーファンタジーは、
「カラー=ダメージ」という常識とは真逆の、
「カラー=髪のOSをアップデートしていく行為」だと考えています。

  • 分子の秩序を整え、髪の内部から美しさを引き出す
  • 構造水が整うことで、ツヤ・まとまり・おさまりが大きく変化する
  • 回数を重ねるほど、「昔より髪がきれい」と感じる方が増えていく

年齢を重ねること自体は止められませんが、
「髪が年齢に負けないように設計し直していく」ことは、技術で十分に可能です。
その一つの答えが、バイオプログラミングとカラーファンタジーだと感じています。

もし、
「最近、髪に自信が持てなくなってきた」
「昔のようにツヤのあるロングを楽しみたい」
「白髪もオシャレに、でもダメージは増やしたくない」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度、カラーファンタジーを体験してみてください。

当店では、お一人おひとりの髪質・履歴・ライフスタイルに合わせて、
“髪の未来”まで見据えたカラーデザインをご提案しています。
カラーファンタジーを体験してみたい方は、
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